筋膜整体

筋膜整体

当施設では科学的根拠に基づいて、痛みの原因を根本的に解決することを目指します。

施術は医師や理学療法士によって体系化された国際的に認められた筋膜整体を中心に行います。

筋膜整体は腰痛、肩こり、膝痛、足底腱膜炎、腱鞘炎などの慢性的な痛み、

オスグットやシンスプリント、投球障害などのスポーツ障害などに有効です。

筋膜は痛みの原因となっていると言われています。

NHKの『ためしてガッテン』でも特集され、腰や肩、身体の痛みの原因は筋膜の歪みやねじれにあると言われています。

NHK『ためしてガッテン』皆さんが選ぶ感動ワザ より抜粋

筋膜の動きが悪くなる理由

筋膜整体では筋膜の動きを改善を目指します。

筋膜は昔の怪我や病気、不良姿勢などによって筋膜の状態が悪くなってしまいます。

筋膜の構造は下記のようにコラーゲン線維の層で3層構造になっています。

コラーゲン線維とコラーゲン線維の間には疎性結合組織が存在し、

ここにはヒアルロン酸や水分があり、層同士が滑るのを助けてくれます。

しかし、昔の怪我などの影響によりヒアルロン酸の粘性が上がってしまい、

ヒアルロン酸が固まって層と層の間をくっつけてしまいます。

すると筋膜の層同士を滑らなくなり、

筋膜の動きが悪くなり動きの制限や痛みにつながります。

筋膜の動きを改善

このような理論を基に筋膜の動きを改善していきます。

ヒアルロン酸が筋膜を滑らす働きを失っているので、

この働きを回復するようにアプローチしていきます。

ヒアルロン酸は熱を加えると粘性が回復する性質があります。

身近なところで言うとお風呂に入ると体が柔らかくなったり、

痛みが和らいだりするのもこれが関係しています。

しかし、全身を温めるだけでは効果は一時的になってしまいます。

痛みの原因になっている箇所に対して直接施術する必要があります。

筋膜の動きの悪い場所に対して摩擦熱を加えるような施術を行います。

この時にわざと炎症を起こさせます。

この炎症によってヒアルロン酸の働きを回復させ、筋膜の動きを改善していきます。

施術は最初は痛みが伴いますが、筋膜の状態が改善されくると痛みも減ってきます。

施術の流れ

施術時の服装について

施術がしやすいように、適した服装でお越し下さい。または、更衣室がございますのでお着替えを持参ください。薄手の服装やハーフパンツは施術がしやすいですが、ジーパンなどの硬い素材ですと施術がしにくく効果も低くなる可能性があります。また上半身に症状がある場合でも下半身も施術対象となることがあるため、下半身も施術が受けやすい服装でお越し下さい。

1.カウンセリング

痛みの原因を探るためにカウンセリングを重要視し、

特に初回では時間をかけて丁寧に今ある痛みや悩み、昔の怪我や不調などをお聞きしていきます。

特に筋膜の滑走性が悪くなっているのは昔の怪我などが影響していることが多いので、

昔の怪我や病気などと紐づけて原因を探っていきます。

このように症状を根本から解決するためにカウンセリングにしっかりと時間をかけます。

また、当院での施術方法や注意事項についても説明します。

2.動きの評価

身体の動きを見て評価していきます。

姿勢や歩き方、しゃがみ込み、スクワットなど正しく身体が動けているかを確認し、

実際にどの様な動きで痛みがでるかを確認していきます。

また、動いても特に痛みがなかったり、常に痛みがあるような方もいます。

このような時は少しみるポイントが変わってきます。

カウンセリングと合わして動きを見ることで、

何が問題になっているかをより深く探っていきます。

3.筋膜の検査

検査では筋膜の動きが悪くなっている場所を探していきます。

多くは昔の怪我や病気などから問題が来ていることがあるため、

実際に痛みのある場所とは違うところを重点的に見ていきます。

筋膜の動きが悪い場所は多くは痛みが伴います。

普段痛くない場所がなぜそんなに痛いのかと驚く方も多いです。

筋膜は身体中を覆っている膜で様々なところにつながりがあります。

このため、筋膜の動きが悪くなり違う場所に痛みが出るということが起こります。

ここまで考えられる原因を一度説明し、施術を行なっていきます。

4. 施術

筋膜の動きが悪い場所を見つけたらそこを施術していきます。

筋膜の組織には感覚受容器という圧や痛みなどの刺激を感じとるセンサーが非常に多くあり,

筋肉の10倍あると言われています。

筋膜の動きが悪くなっていると,

この感覚受容器の働きも悪くなってしまい,

痛みも感じやすくなっています。

このため、筋膜を施術しはじめは痛みが伴いますが、

筋膜の動きが良くなってくると痛みが減ってきます。

このように筋膜の動きの悪い箇所を何箇所か施術していきます。

5.効果判定、今後の計画、注意事項の確認

施術を受けた前後での動きや痛みの変化を確認し効果判定します。

必要に応じてセルフケアや運動を指導し、

今後の施術計画や注意事項の確認をしてからお会計となります。

注意点としては施術時に詳しく説明致しますが、

施術した箇所にわざと炎症を起こさせるため、

一時的に施術した箇所の腫れや痛み、また体のだるさなどの新しい症状が出ることがあります。

初めての方は心配になることもございますが、正常な反応ですので数日は様子を見てください。

炎症の反応によってヒアルロン酸の働きを回復させ、筋膜の滑走性をよくしますので炎症が落ち着く頃に筋膜の動きはさらに良くなっていきます。

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